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製造派遣と一般派遣の違いとは?対象業務・契約・法規制をわかりやすく解説

「製造派遣と一般派遣、何が違うの?」

「自社が利用すべきなのはどちらの派遣サービスなの?」


こうした疑問をお持ちの人事・採用ご担当者も多いのではないでしょうか。


「人材派遣」といっても、対象となる業務や契約の仕組み、関連する法規制は、製造派遣と一般派遣とで異なる部分があります。違いを正しく理解しないまま派遣会社を選んでしまうと、想定していたサポートを受けられなかったり、法令上の注意点を見落としたりする可能性もあります。


本記事では、製造派遣と一般派遣の違いを、業務内容・契約・法規制の観点からわかりやすく解説します。また、請負・BPOとの違いや、自社に合った派遣形態の選び方まで紹介するので、人材確保を検討している企業様はぜひ参考にしてください。


▼この記事でわかること

  • 製造派遣と一般派遣の違い

  • 製造派遣と請負・BPOの違い

  • 製造派遣が増えた背景

  • 製造派遣と一般派遣、どちらを選ぶべきか


製造派遣を検討されている方は、パーソルファクトリーパートナーズにご相談ください。


パーソルファクトリーパートナーズでは、製造現場の課題や生産状況に合わせて、必要な人数・期間に応じた人材派遣に対応しています。組立・加工、機械オペレーション、検査・梱包、設備保全など、幅広い業務で人材を派遣しています。


専門的なスキルを持つ技能者の派遣や、リーダーと作業者を組み合わせたチーム派遣も可能です。製造現場の人材確保にお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。


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製造派遣と一般派遣の違い

製造派遣と一般派遣は、どちらも労働者派遣法に基づく派遣サービスですが、対象とする業務や運用面にいくつかの違いがあります。


項目

製造派遣

一般派遣

業務内容

工場・製造ラインでの組立・加工・検査など

事務・営業・販売・コールセンターなど幅広い職種

採用・確保方法

全国規模の採用網や研修施設を持つ専門会社が多い

オフィスワーク経験者を中心とした一般的な求人経路

勤務形態・働き方

シフト制・交替制勤務が多く、寮や送迎などの生活支援を伴うケースがある

日勤中心で、比較的定型的な勤務時間が多い

派遣先に求められる管理体制

安全衛生管理や労働災害防止の体制がより重視される

オフィス環境における一般的な労務管理が中心

違い①|業務内容

製造派遣は、工場や製造現場における組立・加工・検査・梱包といった、モノづくりに直結する業務を対象としています。重量物の取り扱いや、機械操作を伴う作業も含まれるため、現場特有の安全教育や専門知識が求められる場面が多くなります。


一方、一般派遣は、事務職や営業事務、コールセンター、販売職など、オフィスや店舗を中心とした幅広い職種が対象です。業種や職種の幅が広い分、求められるスキルや業務内容も多岐にわたります。


違い②|派遣スタッフの採用・確保方法

製造派遣では、組立・加工、機械オペレーション、検査など、製造現場で必要となる人材を採用・確保します。そのため、製造経験や保有資格、交替勤務の可否など、派遣先の業務内容や勤務条件に合う人材を確保することが重要です。


実際に製造系の派遣求人では、製造経験や交替勤務への対応を応募条件とするケースもあります。


一方、一般派遣では、事務・営業・コールセンターなど職種ごとに、実務経験やPCスキル、語学力などを確認して人材をマッチングするのが一般的です。


つまり、採用の仕組みそのものに明確な違いがあるというより、対象業務に応じて確保する人材の経験・スキルや勤務条件が異なります。


違い③|勤務形態・働き方

製造派遣では、24時間稼働する工場も多いことから、シフト制や交替制勤務が採用されるケースが少なくありません。派遣会社によっては寮の提供や送迎バスの手配など、生活面までサポートする体制を整えている場合があります。


一般派遣では、オフィスの営業時間に合わせた日勤が中心で、勤務時間や休日も派遣先企業の就業時間・営業日に準じるケースが一般的です。


違い④|派遣先に求められる管理体制

製造派遣では、機械や設備を扱う業務もあるため、派遣先には業務内容に応じた安全衛生管理が求められます。機械の操作方法や危険箇所の周知、保護具の着用など、労働災害を防ぐための対策が必要です。


一般派遣でも安全衛生管理や労務管理は必要ですが、オフィスワークでは労働時間の管理や職場環境の整備など、業務内容に応じた管理が中心です。


派遣先に管理責任がある点は共通しており、具体的に必要となる対策が業務内容や職場環境によって異なります。


製造派遣と請負・BPOの違い

製造業の人材活用を検討する際は、製造派遣だけでなく「請負」や「BPO」という選択肢も候補に挙がります。これらは指揮命令権の所在が異なるため、違いを理解しておきましょう。


項目

製造派遣

請負

BPO

指揮命令権

派遣先企業

請負会社

受託会社

契約の対象

労働力の提供

業務の完成・成果

業務プロセス全体

派遣先・委託元の関与

直接指示・管理ができる

直接指示はできない

直接指示はできない

製造派遣と請負の違い

製造派遣と請負の大きな違いは、誰が現場で働くスタッフへ指揮命令をするかです。


製造派遣では、派遣先企業が派遣スタッフに直接業務の指示を出します。一方、請負では請負会社が自社の従業員を指揮命令するため、発注企業が直接指示できません。


また、契約の対象にも違いがあります。製造派遣は「人材の派遣」を受ける契約であるのに対し、請負は業務の完成を目的とする契約です。


そのため、製造派遣では派遣先が日々の作業内容や配置などを管理しますが、請負では請負会社が人員配置や作業手順などを自ら決定し、業務を遂行します。


自社でスタッフに指示を出しながら製造工程を運営したい場合は製造派遣、一定の工程や業務をまとめて外部へ任せたい場合は請負が最適です。


製造派遣とBPOの違い

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、特定の業務プロセス全体を外部の専門会社に委託する仕組みです。請負と同様に、指揮命令権は受託会社側にあり、委託元企業が現場の従業員へ直接指示できません。


BPOは、生産管理や品質管理、間接業務も含めた一連のプロセスを対象とすることが多く、製造派遣よりも委託する範囲が広くなる傾向があります。自社の関与度合いや、任せたい業務の範囲に応じて、製造派遣・請負・BPOのいずれが適しているかを検討しましょう。


製造派遣はなぜ増えた?派遣解禁の背景

製造業務への派遣は、以前は原則として認められていませんでした。しかし、労働者派遣法の改正によって規制が見直され、2004年3月から製造業務への労働者派遣が解禁されました。


解禁当初、製造業務の派遣期間は1年に制限されていましたが、2007年3月からは最長3年に延長されています。その後、2015年の法改正によって期間制限の仕組みが見直され、現在は原則として「事業所単位」と「個人単位」の2つの期間制限が設けられています。


こうした規制緩和や制度の見直しによって、製造業でも派遣スタッフを人材確保の手段として活用できるようになり、製造派遣が広がっています。


参照:厚生労働省「業務別の派遣受入期間の制限」「派遣先事業所単位の期間制限と派遣労働者個人単位」


製造派遣と一般派遣はどちらを選ぶべき?

自社が製造派遣と一般派遣のどちらを利用すべきかは、確保したい人材の職種によって判断できます。ここでは3つのケースに分けて紹介します。


▼製造派遣と一般派遣はどちらを選ぶべき?

  • 製造現場の人材確保なら製造派遣を利用する

  • 事務・営業などの人材確保なら一般派遣を利用する

  • 複数職種で人材が必要なら両方に対応する派遣会社へ依頼する

製造現場の人材確保なら製造派遣を利用する

組立・加工や検査、機械オペレーションなど、製造現場で働く人材を確保したい場合は、製造派遣に対応した派遣会社を選びましょう。


製造業に強い派遣会社であれば、工場の勤務形態や業務内容を踏まえて、条件に合う人材を紹介してもらいやすくなります。また、派遣会社によっては、安全教育や品質管理に関する研修など、製造現場での就業を想定した教育体制を整えています。


特に、繁忙期や増産に伴ってまとまった人数を確保したい場合は、対応可能な職種だけでなく、採用力や人材供給体制も確認しておくことが大切です。


事務・営業などの人材確保なら一般派遣を利用する

一般事務や営業事務、コールセンターなど、オフィスワークを担う人材が必要な場合は、一般派遣サービスがおすすめです。


一般派遣では、実務経験やPCスキル、保有資格など、募集する職種に必要な条件をもとに人材を紹介してもらえます。急な欠員の補充や繁忙期の増員など、必要な期間に合わせて人材を確保したい場合にも活用できます。


派遣会社によって得意とする職種や保有する人材は異なるため、自社が募集する職種で十分な紹介実績があるかをチェックしましょう。


複数職種で人材が必要なら両方に対応する派遣会社へ依頼する

製造現場だけでなく、事務や営業など複数職種の人材を確保したい場合は、製造派遣と一般派遣の両方に対応する派遣会社への依頼も選択肢のひとつです。


1社にまとめて相談できれば、職種ごとに派遣会社を探す必要がなく、問い合わせや契約などにかかる手間を軽減できます。また、人員計画や採用状況を共有しやすくなるため、部署ごとに異なる人材ニーズについても相談しやすくなります。


複数の部署で継続的に派遣スタッフを活用する場合は、対応職種の幅や人材供給体制、派遣後のフォロー体制まで確認しておきましょう。


製造派遣ならパーソルファクトリーパートナーズ

製造現場の人材確保にお悩みの企業様には、パーソルファクトリーパートナーズにご相談ください。


当社は、パナソニックグループで培われたモノづくりのノウハウを持ち、製造現場に精通した人材を、全国規模の採用網から迅速に手配できる体制を整えています。組立・加工、機械オペレーション、検査・梱包、設備保全、半導体製造など、幅広い製造業務に対応している点も特徴です。


また、専門的なスキルを持つ技能者の派遣や、リーダーと作業者を組み合わせたチーム派遣にも対応しています。


「必要な人材がなかなか集まらない」「急な増産に向けて人員を確保したい」とお悩みの企業様は、まずはお気軽にお問い合わせください。


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製造派遣と一般派遣に関するよくある質問

ここでは、製造派遣と一般派遣に関するよくある質問にお答えします。


▼製造派遣と一般派遣に関するよくある質問

  • 質問①|製造派遣で禁止されている業務はありますか?

  • 質問②|派遣社員に正社員と同じ仕事を任せても問題ありませんか?

質問①|製造派遣で禁止されている業務はありますか?

労働者派遣法では、業務の性質上、労働者派遣になじまないとされる一部の業務について、派遣自体が禁止されています。港湾運送業務や建設業務、警備業務などが代表的な例として挙げられ、これらは製造派遣に限らず、労働者派遣全般において禁止されています。


自社が想定している業務が派遣可能な範囲に含まれるかどうかは、契約前に派遣会社へ確認しておくことをおすすめします。


質問②|派遣社員に正社員と同じ仕事を任せても問題ありませんか?

派遣社員に任せる業務内容自体は、労働者派遣契約で定めた業務の範囲内であれば、正社員と同じ内容の業務を任せることも可能です。


ただし、指揮命令系統や契約期間、同一労働同一賃金に関するルールなど、労働者派遣法上の各種規定を遵守する必要があります。


契約書に定めていない業務を継続的に任せると、派遣契約の内容と実際の業務にずれが生じる可能性があります。また、請負契約を利用する場合は、発注企業が請負会社の従業員へ直接指示すると「偽装請負」と判断されるおそれがあるため注意が必要です。


まとめ

製造派遣と一般派遣は、どちらも労働者派遣法に基づく仕組みですが、対象となる業務内容や勤務形態、求められる管理体制には違いがあります。製造派遣は2004年の法改正で解禁されて以降、独自の運用ルールが整備されてきた経緯もあり、一般派遣とは異なる専門性が求められる分野です。


自社が確保したい人材が製造現場の人員なのか、事務・営業などの人員なのかを明確にし、必要な職種や人数、期間に合った派遣サービスを選びましょう。


製造現場の人材確保にお悩みの場合は、パーソルファクトリーパートナーズにご相談ください。組立・加工、機械オペレーション、検査・梱包、設備保全など幅広い業務に加え、専門的なスキルを持つ技能者やチーム単位での派遣にも対応しています。


繁忙期の増員や生産量の変動など、自社の状況に合った人材派遣を検討したい企業様は、まずはお気軽にお問い合わせください。


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